蛙さま

2021年06月24日

ブログをたまに読み返してみると、今更ながらにこうも悪態垂れるかというくらい

毒吐きまくっていますが、それでも尽きないのは政治のせい?

それとも生まれながらの私の性質?

・・・ま、答えは待ちませんけどね。

 

窓の外は夕立のような音を立てた雨がガラスを拭きとるように叩いています。

今年の梅雨入りは早かったですが、予想通り梅雨明けは例年通りのようで、

時折こんな雨が降り注ぎます。

それでもこんなあとは、ガラスも庭先の花も、道路も、何もかもが洗い流されたようで

ひときわ美しく見えるので、これはこれでありですね。

我が家の傍の田んぼにも水が張られて、近日中には田植えが始まるかと思います。

夜になると「蛙の大合唱」が洗面所窓から聞こえてきてそれはそれは騒がしい

初夏の風物詩ですが、前にこの蛙の声が騒がしいと、喚いたおじさんがいましたね。

 

・・・・やれやれです。

もともと田んぼだった土地に家を建てたあなたの方がここでの権利は後ですよ。

先住の「蛙さま」(もちろん先代が先々代でしょうけれども・・)に、そんなこう物申す

資格はございませんっ。

たしかに蛙の大合唱は煩いです。でも、それも永遠に続くわけではなく、この僅かの

求愛の時期だけのことでしょう。

私は眠りに就く前に、洗面所で歯磨きをしている間、窓を開けてこの合唱を

聞いています。

それぞれの「愛の告白」と思えば、なんだか微笑ましく、あの顔・姿で

女の子蛙に必死で求愛しているかと思ったら、なんだか笑えませんか。

歯磨きをしながらも今夜は何組カップリングするのかと思ったら、ちょっと

楽しくありませんか。

 

 

私は、蛙さまは生理的には好きにはなれませんが、その姿形を見ないで、必死の声だけ

聞いていると、なんだか愛おしくなってくるのです。

家庭菜園のキャベツに着く青虫と一緒です。

虫さんが食べるほど美味しいってことよねと、頭では判っているのですが、

その姿形を見た時に、私の理性は吹っ飛ぶのです。

 

蛙さまの必死の求愛は見たくはないのですが、その声は応援してますよ。

そして来年はその子たちが、また誰かに求愛するのでしょうね。

愛と欲望だけの本能の生活を羨ましいとは思いませんが、大切にして

あげたいとは思っています。

この地球の共同生活者の一部として。。。

 

 

 

 

 

 

 


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