自然界に生きる

2021年08月15日

今朝がた、友人からのラインで「昨日、我が家の庭で物音がするので

〇〇(彼女の夫の名前)が、見たらアライグマだった。庭に置いていた

メダカが全部食べられちゃった」と。

つい一か月ほど前には、別の友人から家庭菜園のトウモロコシと

メロンがボロボロになって庭に転がされたいたとのラインがあった時も

犯人はアライグマかも・・ってことになっていました。

 

アライグマの目撃情報は案外多いです。

私の住む地域は過疎と言われるほどの田舎でもありませんし、繁華街と

言われるほどの雑居地域でもなく、ごく普通の住宅地です。

そこでこんなに頻繁にアライグマ目撃談が出るということは、いったい

何匹ほど棲息しているのでしょうか。

 

昔は「アライグマラスカル」なんと、アットホームなアニメに洗脳されて

可愛くて、愛らしい玩具動物みたいに思われていたアライグマですが、

その実像は、気性は荒い。雑食。攻撃性は半端ないと、なかなかの荒くれもの

だったようです。

家人曰く、うちの菜園のトウモロコシも何本かは餌食になったそうです。

 

私は前述の友人ラインに

「今度見つけたら、お互いの野生を賭けたアライグマ対〇〇さんの勝負やね」
と、半ば揶揄するような返信をするとすぐに

「いやとんでもない。メダカを貪る姿が怖かったって言ってるよ」と返ってきました。

〇〇氏は、家人の焚火の師匠で、痩身ですが若い頃は、なかなかのモノだった

そうです。(何がモノなのかは、ご想像にお任せしますが・・)

大抵の出来事に、背中を向ける姿を長く付き合ってますが、見たことがありません。

その彼が、そう言うのです。

そうですよね。なんたって、ア・ラ・グ・マ ですからね。クマには違いありません。

そう思ったら、夜更けの自宅近くの道で遭遇するのが、怖くなりました。

なにしろ口撃には多少の自信があるとはいえ、非力、鈍足、行動力なしの私です。

アライグマの敵ではないでしょう。

アライグマに説得も口撃も通用しないでしょうから・・

 

自然界の前には無力です。

口ばかりの自分が急に矮小な陳腐な人間に思えて、久しぶりに内省というものを

味わった昼盛りです。。。

 

 


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