最初の地

2021年09月11日

時々は前のブログを読み返しています。

変換間違いや打ち間違いは意味さえ通っておればたいていそのままに

しております。(手抜きです・・)

しかし、内容について、あれこれって前にも書いたか・・と思うようなものに

ついてはどうしようもないと諦めてそのままにしています。

 

そう、前回の「カラスブログ」がそうでした。

前にも同じように出勤時のカラス模様を書いたことを思い出しました。

もしもこのブログを継続的に真面目に見てくださる読者さんがいたら

「おババの家は竹林か。賽の河原か、カラスネタ多すぎ」と思われたのでは

ないかと心配になってきました。

 

・・・我が家は竹林でも河原にもありませんが、カラスが多いことは感じています。

カラスどころか陽の堕ちる頃になると南の空から無数の鳥の軍団が北にむけて

帰っていく様は、ある種圧巻です。

 

私は遠い昔・・と言っても平安時代や戦前の話ではないですよ。

嫁いでからここに住んでいます。

生まれは、田舎都市とはいえ県庁所在地の繁華街の真ん中です。そこで幼年期を

すごしました。

今はそのすぐそばに事務所を構えています。

こんな巡りあわせがあるのですよね。長く生きていると・・

話は変わりますが・・と、改めなくても私の話は次々と変わっていくのは

もう皆さんもお馴染みのはず・・・

 

今この地が大変なことになっています。

長らく放っておかれた商店街の廃ビルが壊され、大規模マンションの工事に入ったかと

思えば、そのすぐ近くの商業ビルも壊されここも大規模マンションの建て替え工事に

はいりました。

先の廃ビルの何軒か先にはもっと前からの廃ビルがあってそこはビジネスホテルの建設予定地

なのだそうです。

そしてそれらから歩いて5分ほどの大通りの角地はビジネスホテル、その先はまたまた

大規模マンションと建設ラッシュなのです。

 

私など不明の人間は、こんなご時世にマンションやホテル林立して、大丈夫なんやろかと

思ってしまいますが、周りはこれで人の流れが変わるとほくそ笑んでいる人もみかけます。

毎週新聞広告に、それらのマンションの早期分譲のチラシが入っています。

それは、それは・・素敵です。

こういうものを見ていると「コロナで倒産」とか「コロナ失業」なんて、どこの

國の話?・・と、思ってしまいますが、それも現実であることはニュースを

見れば判ります。

 

私の生まれた場所は、今でも狭い路地の奥で、かって遊んだ板塀が、かろうじて

残っていたので、遠い記憶が繋がったのですが、表面の華やかな衣装替えの裏で

ここはまだまだずっとこのままなのでしょうね。

でも、いまになってみれば残っていることがちよっと嬉しくもあるのです。

語るべき過去があるわけでも、華麗な遍歴があるわけでもありませんが、

ここが私の出発点という場所がこうして残っていることに今は感謝すら覚えます。

けっして、楽しい記憶ばかりではなかったですけれど、間違いなく私はここから

第一歩を踏み出しました。。。

 


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