選挙が終わって日が暮れて

2021年11月01日

日本はもう終わりました。

前回が日本沈没で今日が「日本終わりました」

どこまで暗いんだよっ。このおババ!との怒声は正面から受け止めましょう。

そんな怒声を心から投げつけられる心意気をお持ちならね。

 

昨日、衆議院議員の投票が終わって、テレビはどの局も選挙速報で一杯でした。

もちろん私も見ましたよ。タイムリーで「テレビ東京」の池上解説を見ていました。

次々と「当確」や「当選」が出る中、注目のわが地域の総理大臣になれない野党候補さんは

めでたく当選しました。

ライバルの地元有力者三代目も比例当選しましたけどね。

お金の匂いがプンプンする某幹事長も選挙区で落ち、比例で掬われました。

かつての選挙の神様、岩手の巨人も落ちました。

大阪の叫び続けるおばさんも落ちました。

こんないろいろな人間模様はあるものの、全体の投票率は55パーセント。

自民党の圧倒的勝利。

 

なんだこりゃあ・・と、松田優作さん風に言いたくもなるでしょう。

モリカケ問題に始まった怪しい自民党の「忖度」ごっこから、官吏への

人事権の濫用。桜の会やらの不審に続いてコロナ禍での対応など、今回の選挙ほど

雑多な事柄が盛り込まれた会はなかったような気がします。

 

政府は国民を救ってくれるのかという単純な問いかけに、政権与党がどう

対処したか、みなさんは目の前で見ているでしょうに・・

 

自民党の勝利は、これは受け入れられます。日本の国は何といっても今まで

この政党が舵を取り、動かして、沈没しそうな時があってもなんとか凌いできたのは事実です。

そういう事柄に、一定数の賛同者がいてもおかしくはありません。

ただ、私が不可解で納得できないのはこの投票率の低さです。

55パーセントですよ。たった・・

 

かつて先人たちがあんなにも恋焦がれた選挙権が半分、行使されずに棄てられている現実。

しかも、平時ならともかく、こんな時にこれを行使しなくていつ使うのか。

テレビや新聞、ネットでもあれだけの批難と正論を叩きつけていた多くの声はどこに

いったのか・・・

 

いろいろな理由はあるでしょうけれど、それは行かなかった後付けでしかありません。

行かなかった人に、これからの政治の言を糾弾する資格はありません。

言わなかった人や、匿名の正義には、語る資格がないのです。

 

そう思ったら、日本は終わったなと独り言がポロリ。

こんな田舎のおババ如きが何を言うとお叱りは、いくらでもお受けしましょうよ。

でもね、こんな日本でも、私はここで生まれ、ここで育ち、学び、仕事してきたのです。

もちろん微々たるものでも納税もしてきました。

そしてこの日本に次の世代も残してきました。こんなふつーのおババが

(普通よりは多少、へそ曲がりで意地悪でもありますが・・)こんなに

嘆いていることを、自分で自分が悲しくなります。

 

 

・・尤も、私の涙に「哀しみ」の要素はもうないのですけれどね。

私の涙に残ったエキスと要素は「悔しさ」だけと、判断されております。

そして、それは案外正しいなと、私も思っております。

そんな悔しい魔女おババの選挙への慟哭を聞いていただきありがとう

ございました。。。

 

 


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